【体験談】妊娠32週で前期破水|11日間の管理入院後、陣痛に気付かず病室で出産した話

妊娠・出産

妊娠32週の夏。

私は前期破水を経験し、2週間の管理入院を経て33週6日で出産しました。

しかも出産当日は陣痛だと気付かず、病室で赤ちゃんを産むという想像もしていなかった展開に。

この記事では

  • 前期破水に気付いた時
  • 2週間の管理入院生活
  • 陣痛に気付かなかった出産
  • NICU入院までの流れ

を実体験としてまとめています。

同じような状況で不安を感じている方の参考になれば幸いです。

前期破水に気付いた日のこと

当時私は妊娠32週。

夫は他県へ出張中で、私は長男を連れて実家へ帰省していました。

長男は祖父母の家が嬉しかったようで毎日元気いっぱい。

私も一緒に遊んでいましたが、妊娠後期の身体にはかなり負担が大きく、正直なところ疲れがたまっていたと思います。

上の子と過ごしながらの妊娠は毎日のようにお腹の痛みやだるさ不調を感じていました。

そして破水当日の夜。

布団で横になっていた時に、下着が濡れた感覚がありました。

最初は尿漏れだと思いました。

妊娠後期になり、くしゃみをする時や笑った際に尿漏れする時があったからです。

また、布団で横になってというシチュエーションは

長男を妊娠していた時にも似た経験があり、病院へ行った結果、尿漏れだったことがあったからです。

しかし今回はその時の感覚と違いました。

時間が経っても漏れ続けるのです。

量が多いのでバスタオルを敷いていました。

夫とも連絡を取りながら調べましたが、インターネットには

「尿漏れか破水かは検査しないと分からない」

という情報ばかり。

深夜であること、実家にいるため産院が他県にあること、隣で長男が眠っていること。

様々な不安が頭を巡りました。

問題ないと願いたい。尿漏れであって欲しい…

漏れ続ける状況は変わらず、意を決して深夜に産院へ電話をかけることにしました。

助産師さんからは

「検査してみましょう。とにかく来てください」

との返答。

長男を母に託し、父に車を出してもらい病院へ向かいました。

検査結果は前期破水

検査の結果は前期破水でした。

助産師さんから説明された内容は、

  • 陣痛を抑えるための張り止め
  • 感染予防のための抗生剤
  • 破水後は陣痛が始まる可能性が高いこと
  • 週数によっては大きな病院へ搬送になる可能性

というものでした。

突然の出来事に気持ちは追いつきません。

ただ、お腹の赤ちゃんが元気に動いてくれていることだけが救いでした。

その後先生とも連絡が取れ、

「今すぐ出産ではなく、できる限りお腹の中で育てたい」

という方針に。

発熱や感染兆候もなく、赤ちゃんも元気だったため管理入院となりました。

目標は34週、そして2,000gを超えること。

その日から絶対安静生活が始まりました。

2週間の管理入院生活

管理入院中はベッド上安静。

トイレも制限され、食事以外は基本的に横になったままの生活でした。

何より辛かったのは長男に会えないこと。

破水した夜、長男は眠っていました。

「行ってきます」も言えず、ほっぺにキスだけして病院へ向かったのです。

朝起きた時、私がいないことをどう思っただろう。

ママを探しただろうか。

そんなことばかり考えていました。

一方で夫も突然のワンオペ育児。

長男の食事や寝かしつけ、保育園の準備。

今まで私が中心になっていたことを全て引き受けてくれていました。

長男も長男なりに頑張ってくれていたようで、その話を聞くたびに涙が出ました。

身体的にも楽ではありませんでした。

張り止めの点滴による震え。

何度も繰り返される点滴の差し替え。

眠れない夜。

終わりの見えない入院生活。

それでも、

「あと1日」

「まずは33週」

「次は34週」

と小さな目標を立てながら過ごしました。

先生や助産師さんたちも

「ここまでよく頑張ってるね」

「もう少しだよ」

と励ましてくれました。

その言葉に何度救われたか分かりません。

陣痛に気付かず病室で出産

入院11日目。

夫の誕生日の朝でした。

深夜3時頃からお腹の痛みで目が覚めました。

しかし私は陣痛だと思いませんでした。

1人目の時の陣痛とは感覚が違ったからです。

モニターでも張りは確認できず、助産師さんからも

「陣痛ではなさそう」

と言われていました。

それでも痛みは続きます。

間隔も一定な気がする。

念のため陣痛タイマーを使い始めると、4〜5分間隔で痛みが来ていました。

それでも私は、

「前駆陣痛かな」

と思っていました。

ところが徐々に痛みが強くなり、今度は強烈な便意を感じ始めます。

その瞬間、ふと長男を出産した時の記憶がよみがえりました。

「あれ……これって……」

そして助産師さんに

「いきみ逃しがしたいです」

と伝えた瞬間。

助産師さんの表情が変わりました。

先生を呼びに走る助産師さん。

しかしもう間に合いませんでした。

我慢できなくなった次の瞬間、赤ちゃんの頭が出てきたのです。

分娩台へ移動しようと立ち上がった瞬間、

赤ちゃんは病室で誕生しました。

産声が聞こえた瞬間の安心感は今でも忘れられません。

午前6時48分。

33週6日での出産でした。

出産後の処置

赤ちゃんを抱っこしたまま分娩台へ移動し、先生の到着を待ちました。

体重は2,040g。

目標だった2,000gを超えていました。

呼吸もできている。

元気な泣き声も聞こえる。

その事実が本当に嬉しかったです。

先生からも

「頑張ったね」

と声をかけてもらいました。

私自身の傷も大きくなく、出血量も少なめ。

赤ちゃんが小柄だったことや、ギリギリまでいきむのを我慢していたことが良かったのかもしれません。

その後、夫と長男も面会に来てくれました。

突然始まった管理入院。

会えなかった日々。

色々なことが一気に思い出され、家族に会えた安心感で胸がいっぱいになりました。

赤ちゃんがNICUへ入院

出産当日の午後。

先生と看護師さんが病室へ来ました。

赤ちゃんはミルクも飲めていて元気。

しかし早産だったこともあり、呼吸が少し速い状態でした。

念のため近隣の新生児専門病院へ搬送することが決まりました。

救急車が来るまでの間、赤ちゃんを抱っこして過ごしました。

小さな身体。

温かいぬくもり。

かわいくてかわいくて仕方ありませんでした。

大丈夫だよ。

頑張ろうね。

そう何度も声をかけました。

その後、赤ちゃんはNICUへ入院。

結果的に1か月以上NICUで過ごすことになります。

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前期破水を経験して感じたこと

前期破水は突然やってきました。

あの時、

「朝まで様子を見よう」

と判断していたらどうなっていたのかは分かりません。

だからこそ今思うのは、

少しでも違和感があったら病院へ相談してほしいということです。

そして管理入院中は本当に不安でした。

長男に会えない。

赤ちゃんが心配。

先が見えない。

そんな毎日でした。

それでも家族や医療スタッフの支えがあり、無事に出産を迎えることができました。

同じように前期破水で不安な時間を過ごしている方へ。

今はとても辛いと思います。

でもきっと、その先で赤ちゃんに会える日が来ます。

どうか無理をせず、1日ずつ乗り越えてください。

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