【体験談】授乳で乳頭から出血|痛みに耐えられず搾乳に切り替えた話

授乳

授乳中、乳頭に強い痛みを感じるようになりました。

最初は「授乳していれば、そのうち慣れるのかな」と思っていたのですが、次第に痛みが強くなり、ついには乳頭に出血痕ができていることに気づきました。

授乳中は歯を食いしばって痛みに耐えるほど。

それでも「母乳で育てたい」という気持ちがあり、我慢しながら授乳を続けていました。

しかし、保健師さんに相談したところ、

保健師
保健師

授乳中に歯を食いしばって痛みに耐えるのは、正常な状態ではない

と言われました。

その後、乳頭が回復するまで直接授乳を中断し、搾乳に切り替えることになりました。

今回は、NICU退院後に起きた乳頭トラブルについて、当時の記録をもとにまとめます。

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※この記事は私自身の体験談です。乳頭からの出血や強い痛みがある場合は、自己判断せず、助産師さん・保健師さん・医療機関などに相談してください。

NICU入院中は搾乳を続けていました

私は妊娠32週で前期破水し、管理入院を経て33週6日で出産しました。

赤ちゃんは出生体重2,040gで、出産後はNICUへ。

NICUでの入院中、私は赤ちゃんに母乳を届けるために搾乳を続けていました。

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当時は、

  • 1日5回程度
  • 1回80〜120mlほど
  • 1日400mlを超えることもある

というくらい母乳が出ていました。

病院では1回に飲める量が決まっていたため、90ml以上搾乳できた場合は、余った分を破棄することもありました。

面会時には直接授乳をすることもあり、当時約2,300gだった赤ちゃんが、1回で60〜80g近く飲めていることもありました。

この頃は、親子ともに特に問題なく母乳育児ができていると思っていました。

退院が延び、搾乳できない日がありました

赤ちゃんはNICUで経過を見てもらっていましたが、退院予定日に黄疸の数値が下がらず、退院が延びることになりました。

「もうすぐ一緒に帰れる」

と思っていたところで、さらに入院が続くことに。

精神的にもかなりダメージを受けてしまい、寝込んでしまったこともありました。

その影響もあり、搾乳をしない日が出てきました。

さらに、上の子の体調不良で、数日間面会に行けないこともありました。

それまで1回80〜120mlほど搾乳できていたのに、次第に母乳量が減っていき、一時期は1回20mlほどしか出ないことも。

「前はあんなに出ていたのに……」

と、かなり落ち込みました。

退院前には、搾乳量が少し戻ってきました

赤ちゃんの退院が近づいた頃には、搾乳回数を増やして、少しずつ母乳量を戻していきました。

ある日は、1日7回ほど搾乳して合計約300ml。

ただ、以前とは明らかに違いました。

以前は1回10分程度で終わることもあったのに、なかなか量が取れず、30分以上かかることもありました。

また、以前のように「余ったから破棄する」ということもなくなっていました。

退院直前の面会で直接授乳をしたときには、赤ちゃんが飲めた量は1回20gほど。

それまで搾乳母乳で足りていたものの、黄疸の数値を下げるため、入院中は数日間ミルクも併用していました。

母乳量が減ったことや、赤ちゃんに十分飲ませられているのかという不安もあり、精神的にもかなり疲れていたと思います。

赤ちゃんと一緒に退院!でも、ここから授乳が大変に

ようやく赤ちゃんと一緒に退院。

「これでやっと一緒に過ごせる!」

と嬉しかったのを覚えています。

ところが、退院後は授乳の間隔がどんどん短くなっていきました。

やっと退院できたんだ!好きなタイミングで好きなだけ飲ませてあげたい…!

最初は2〜3時間おきくらいだったものが、次第に1時間おきに授乳することも。

赤ちゃんはとにかくよく飲む子でした。

ママとの触れ合い恋しかったよね…

うんうん。どうぞどうぞ!

上唇に吸いだこができていました

頻回授乳が続く中、赤ちゃんの上唇に吸いだこができているのを見つけました。

やっぱり吸う力が強いのかな

と思いながらも、赤ちゃんが母乳を欲しがっているように見えると、授乳を続けていました。

上の子の時は吸いだこなんてできなかったなぁ…

今思えば、この頃から私の乳頭への負担もかなり大きくなっていたのだと思います。

右乳頭に出血が……

そしてある日、右乳頭の根元に出血があることに気づきました。

痛みもありました。

それでも、

授乳を続けなきゃ!母乳量が落ちちゃう

「授乳していれば、そのうち治るかな」

と思い、そのまま授乳を続けていました。

ところが翌日には、右乳頭にはっきりとした出血痕が。

しかも、授乳中だけではありません。

授乳していないときにも乳頭が痛むようになりました。

今度は左乳頭にも出血痕

さらにその翌日。

今度は左乳頭にも出血痕を見つけました。

両方の乳頭が痛くなり、

「これはさすがに普通ではないのでは?」

と思うようになりました。

特に辛かったのが授乳中です。

痛みをこらえるために、私は歯を食いしばっていました。

「痛いけど、赤ちゃんのために母乳をあげたい」

その気持ちだけで、なんとか授乳を続けていたと思います。

保健師さんに相談してみました

さすがにこのままではいけないと思い、保健師さんに相談しました。

授乳中に歯を食いしばって痛みに耐えていることを伝えると、

「授乳中にそこまで痛みに耐えるのはおかしい。正常な状態ではない」

と言われました。

自分では「これくらい我慢するものなのかな」と思っていたので、この言葉はかなり印象に残っています。

赤ちゃんの飲み方も見てもらいました

そのとき、赤ちゃんが哺乳瓶から飲んでいる様子も見てもらいました。

すると、

「グビグビよく飲むね」

と言われるほど、赤ちゃんはよく飲んでいました。

私は「母乳で育てたい」という希望があったので、母乳育児そのものをやめるという話にはなりませんでした。

その代わり、

乳頭が回復するまで、直接授乳を一旦休む

という方法を取ることになりました。

直接授乳をやめて、搾乳に切り替えることに

乳頭が回復するまで、赤ちゃんには搾乳した母乳を飲んでもらうことに。

つまり、

「母乳育児をやめる」のではなく、「直接授乳を休む」

という選択です。

私にとっては、この方法を提案してもらえたことがとてもありがたかったです。

「母乳は続けたい。でも乳頭が痛い」

そんな状態だったからです。

搾乳に切り替えることで、少なくとも乳頭を直接吸われる痛みからは離れることができました。

乳頭が治ってから、また直接授乳へ

しばらくすると乳頭も回復し、再び直接授乳をするようになりました。

ところが、赤ちゃんは相変わらずかなりの食いしん坊。

授乳間隔が短くなることもあり、母乳を飲みすぎたのか、苦しそうに泣いたり、吐き戻したりすることもありました。

「こんなに飲むの……?」

と思うほどでした。

乳頭が治ったからと油断したら、また痛くなった

乳頭が回復したことで、私も少し安心してしまいました。

搾乳をせず、直接授乳だけで過ごしていた時期もありました。

ところが、数日するとまた乳頭が痛くなってきました。

「やっと治ったと思ったのに……」

という感じでした。

結局、また搾乳に戻ることに。

授乳しない時間が長くなったあとにも乳頭トラブル

その後、外出などで半日ほど授乳できない時間がありました。

その後、母乳量が減ったことや、赤ちゃんの吸う力による負担なども重なったのか、再び乳頭が痛くなりました。

乳頭が回復しても、直接授乳を再開するとまた負担がかかる。

そんなことを繰り返していました。

搾乳はしばらく続け、最終的には秋頃に終了しました。

乳頭から出血して、初めて気づいたこと

今回の経験で一番強く思ったのは、

「授乳は、痛みに耐え続けるものではなかった」

ということです。

私は、

「母乳で育てたい」
「せっかく母乳が出ているから続けたい」
「赤ちゃんが飲みたがっているなら、あげなくちゃ」

という気持ちが強く、痛みを我慢していました。

でも、歯を食いしばらないと耐えられないほど痛いなら、やっぱり一度立ち止まってよかったんだと思います。

保健師さんに相談したことで、

「直接授乳を休んで、搾乳に切り替える」

という選択肢を知ることができました。

あの頃の私に伝えたいこと

NICUを退院して、

「やっと赤ちゃんと一緒に過ごせる!」

と思ったのも束の間。

頻回授乳、乳頭の痛み、出血、母乳量への不安……。

思っていた以上に、授乳は大変でした。

でも、今振り返ると、

「あのときは本当に必死だったな」

と思います。

母乳育児を続けたい気持ちがあるからこそ、痛くても我慢してしまうこともあると思います。

私もそうでした。

だから、もし今、授乳が痛くてつらい人がいたら、

「痛いのを我慢し続けなくてもいい」

ということを知ってほしいです。

私の場合は、直接授乳を一旦休んで搾乳に切り替えることで、乳頭を休ませることができました。

授乳の痛みや乳頭からの出血にはさまざまな原因があるため、同じ方法がすべての人に当てはまるわけではありません。

だからこそ、「これくらい普通なのかな」と我慢し続けず、助産師さんや保健師さん、医療機関などに相談してよかったと思っています。

このブログでは、前期破水から管理入院、出産、NICU、母乳育児まで、実際に経験したことを少しずつ残しています。

当時の私が知りたかったことが、誰かの参考になれば嬉しいです。